とと姉ちゃん|東京大空襲の被害は大丈夫なの?深川は壊滅する!

 

朝ドラ『とと姉ちゃん』は、いよいよ戦時色が強くなってきました。

 

ドラマでも描かれていますが日中戦争が長期化して、常子の周囲の人びとは

次々と兵隊にとられていきます。

 

そして昭和16年(1941年)12月には日本軍が真珠湾を攻撃して、

ついに太平洋戦争が始まります。

 

序盤こそ日本軍はマレー沖海戦などで勝利して有利に戦局を進めますが、

翌年4月のミッドウェー海戦で大敗し、アメリカ軍の猛反撃に遭うことになります。

 

これをきっかけに制空権を握ったアメリカ軍は日本本土に空襲を仕掛け、

戦争は激化の一途を辿ります。

 

その後は坂道を転げ落ちるかのように敗戦の道を辿る日本ですが、

首都東京もたびたび空襲に遭って多くの被害を出すことになります。

 

そしてもっとも懸念されるのは、昭和20年(1945年)3月10日の東京大空襲です。

 

この空襲は別名「下町空襲」と呼ばれるように、主に東京の下町が標的となり、

ドラマの舞台となっている深川・木場も焼け野原となったことから非常に気になります。

 

東京大空襲

 

コンテンツ

東京大空襲の被害は大丈夫なの?深川は壊滅する!

 

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昭和20年の東京大空襲は、死者10万人以上、罹災者100万人以上の

史上最大の空襲です。

 

そして主に標的となったのは深川区(現江東区)、本所区(現墨田区)、

浅草区(現台東区)、日本橋区(現中央区)で、これらの地区は

まさに焼け野原となってしまいました。

 

他にもターミナル駅があった淀橋(新宿)や豊島(池袋)、軍需物資の流通拠点だった

王子や田端、蒲田や荏原あたりも甚大な被害が生じました。

 

ドラマの舞台の深川・木場は壊滅状態となって、そのほとんどが焼け野原と

化してしまいます。

 

ではドラマの主要登場人物たちはどうなるかと言えば、次のようになります。

 

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小橋家

昭和16年暮れ(もしくは17年はじめ)に目黒に越していて無事

 

小橋鉄郎

当時の住居は不明だが、後に現われるので無事

 

森田屋

昭和15年暮れに群馬県・高崎に越していて無事

 

青柳滝子・清

昭和16年暮れに木曽の療養地に移転。その後滝子は亡くなり、清は不明

 

隈井

昭和16年暮れに息子夫婦の元に身を寄せる(場所不明)

 

中田綾

結婚後の住まいは不明だが、後に現われるので無事

 

※追記

中田綾は結婚後、名古屋に住んでおり大空襲の被害を免れます

 

小橋一家は大空襲時には目黒に住んでいたので、その難を逃れます。

 

これはモデルとなった大橋鎭子の一家が当時品川に住んでいたことをモチーフに

していますが、品川から目黒、世田谷方面は大空襲の被害がさほどでもなかった

数少ない地域です。

 

さらに常子は焼け出された人々の中から、銀座のビアホールで助けてもらったお竜

(志田未来)と弟たちを見つけて自宅でしばらく世話をすることになります

(お竜の父親は空襲で死亡)

 

森田屋は既に高崎に移転済みですので難を逃れ、青柳商店も建物を軍に貸して

閉店していますから、大空襲の影響を直接受けることはないように思えます。

 

このように主要登場人物たちは、意外にも東京大空襲の被害に遭いません。

 

このあたりは良かったですね。大空襲の被害は本当に酷いものでしたから…

 

ただし、常子の女学校時代の恩師の東堂チヨや鳥巣商事の早乙女朱美をはじめとする

タイピストなどはどうなってしまうのかは不明です。

 

※追記

東堂チヨも戦後に再登場するので大空襲は無事です

 

このように東京大空襲はドラマではさほど影響は大きくないようですが、

あの深川・木場の街や青柳商店などが焼け野原となってしまうのは非常に残念ですね。

 

ただし、その半年後には日本が連合国に降伏し戦争は終結します。

 

そしてすべてにおいて制限されていた戦時中も終わり、新しい時代の幕開けとともに、

常子も雑誌作りという新たな目標に向かって走り出します。

 

その後の常子のさらなる成長にも期待したいところです♪

 

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